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講座・催し物

魚の会(うおのかい) 平成28年度第4回講演会

「魚たちの繁殖、知られざるかれらの愛の流儀」

阿部 秀樹 氏(水中写真家)

2017年2月19日(日曜)

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2017-01-27

事前申し込み不要・当日受付

2017-02-19

2017-02-19

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演題:「魚たちの繁殖、知られざるかれらの愛の流儀」

魚たちの繁殖というと難しく聞こえるかもしれませんが海の中の生物も私たちも同じ生物、求愛とか繁殖戦略という言葉では説明できないほど多様で、それはまるで感情を持っているかのような行動をすることがあります。メスを探す時も海底にある目標物を眼で確認しながらその居所を探します。一方のメスはどのような透明度の時にも、その目標物が見える範囲でオスを待ちます。まるで待ち合わせ場所で出会うカップルのようです。そして同じ種でも様々な性格があり、積極的なもの、臆病なもの、だから求愛の形も一つのパターンに限る事なく驚くほど多彩なのです。

海の生き物達の生態行動を見つめて30年の中で得られた「魚たちの繁殖」という言葉では片付けられない姿をお話したいと思います。
 


講師:阿部 秀樹(あべ ひでき)氏(水中写真家)

1957年神奈川県藤沢市生まれ。立正大学文学部卒業。目の前が海という環境に生まれ幼少時代から海が遊び場で大学卒業後の22才の時に葉山で本格的にダイビングと水中写真を始める。その後、サラリーマン時代にフォトコンテストにおいて数々の賞を受賞する。ダイビングを始めた地、葉山では1000本以上を過した思い出の場所でもある。

日本の海の多様性に注目して北海道から沖縄までの海・人・水中を取り巻く様々な姿を「里海」として取り上げ、収めている。イカ・タコ類の撮影では国内外の研究者と連携した貴重な映像・撮影は国際的な評価を得ている。浮遊期幼生の撮影にも25年の歳月を費やして取り組んでいる。
特に水中生物の生態撮影が得意分野で100種に渉る生態行動をアマチュア時代から追いかけ、その分野ではテレビ番組等で活躍、コーディネートなどもおこなっている。

静岡県伊豆の国市在住。第18期「燦燦ぬまづ大使(観光大使)」。現在、沖永良部島観光親善大使を務めている。

主な著作や作品に、「ダーウィンが来た」「Wild Life」共にNHK(日本放送協会)や仏映画「OCEANS」(スチル撮影を一部担当)、「イカ・タコガイドブック」(阪急コミュニケーションズ)、「ネイチャーウォッチングガイド 海藻」(誠文堂新光社)、「魚たちの繁殖ウォッチング」(誠文堂新光社)、沼津深海水族館館長・石垣幸二執筆監修の「深海生物~ゆかいでヘンテコないきもの~」(笠倉出版社、写真撮影を担当)がある。また、朝日新聞「伊豆海道」で連載中、他魚類図鑑写真提供多数、雑誌等で活躍中。今後は得意分野のイカ・タコをまとめた「頭足類図鑑」と25年の歳月を費やした「浮遊系生物」の出版を控えている。

講演会情報

場所 神奈川県立生命の星・地球博物館 1階西側講義室
開催時間 14時~15時
料金 無料
主催

魚の会(うおのかい)

「魚の会(うおのかい)」は、研究や産業、趣味を通じて「魚」に携わる人々が気軽に集い、親睦をはかり、あわせて水圏の環境保全に寄与することを目的として活動しています。第一線で活躍されている著名な先生をお招きして開催している年4回の講演会には、どなたでも自由に参加できます。お知り合いの方もお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

問合せ先 神奈川県立生命の星・地球博物館 担当:瀬能 宏
電話:0465-21-1515 e-mail:senou@nh.kanagawa-museum.jp