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講座・催し物

魚の会(うおのかい) 平成30年度第2回講演会

「ミミズハゼ類は何種いるのだろうか?」

渋川 浩一 氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム研究員)

2018年8月19日(日曜)

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2018-07-18

事前申し込み不要・当日受付

2018-08-19

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演題:「ミミズハゼ類は何種いるのだろうか?」

静岡に居を移して早や3年が経ちました。移転当初はちょうどミミズハゼ類の分類に着手し始めた頃でしたので、何はともあれ大潮の干潮時に海辺に出てみると…いきなり見たことのない種がにょろり。以降、静岡の奥深さに圧倒される日々が続いています。ミミズハゼ類の採集は、水に入る必要がありません。潮の加減と汀線からの距離、岩や砂礫の堆積具合、湿り具合から、ここぞ!と狙い定めた場所に座り込む。ひたすら岩を転がし、砂利を掘る。すこし掘って、雰囲気が違う?と感じたら次の場所に移動する。相棒は“100均”のスコップと手袋、陽よけ帽子。そんな簡単な採集で「名無し」の種が続々と出てくるのです。なぜ静岡でこんなに多くの種が見つかるのでしょうか。そもそもこれは静岡だけの現象なのでしょうか。ミミズハゼ類は、いったい何種いるのでしょうか。今回は、現在進行中のミミズハゼ研究について、その概要と今後の課題についてお話しします。平成28年3月に開館したばかりの県立自然系博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」についても、少しだけご紹介します。
 

講師:渋川 浩一(しぶかわ こういち)氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム研究員)

1969年兵庫県生まれ。東京水産大学大学院資源育成学専攻博士後期課程修了。博士(水産学)。松戸市立博物館学芸員補や国立科学博物館支援研究員、公益財団法人長尾自然環境財団研究員等を経て、2015年から現職。専門は魚類分類学。生物図鑑の内容をすべて記憶する平凡なオタク園児・小学生時代を過ごし、大阪北東部の淀川“三川合流”近辺に転居した多感な年頃に淡水魚に開眼。「魚類学研究室がある」という理由で東京水産大学に進学。翌年出版された「山渓カラー名鑑 日本の淡水魚」に衝撃を受けてハゼの世界にはまり、現在に至る。海にも川にも手を出すが、深場で光る魚はやや苦手。カエルは大いに苦手。著書は「決定版 日本のハゼ」(共著)など。

講演会情報

場所 神奈川県立生命の星・地球博物館 1階西側講義室
開催時間 14時~15時
料金 無料
主催

魚の会(うおのかい)

「魚の会(うおのかい)」は、研究や産業、趣味を通じて「魚」に携わる人々が気軽に集い、親睦をはかり、あわせて水圏の環境保全に寄与することを目的として活動しています。第一線で活躍されている著名な先生をお招きして開催している年4回の講演会には、どなたでも自由に参加できます。お知り合いの方もお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

問合せ先 神奈川県立生命の星・地球博物館 担当:瀬能 宏
電話:0465-21-1515 e-mail:senou@nh.kanagawa-museum.jp