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講座・催し物

魚の会(うおのかい) 令和元年度第4回講演会

「ヨシノボリあれこれ」

鈴木寿之氏(大阪市立自然史博物館外来研究員)

2020年2月16日(日曜)

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2020-02-23

事前申し込み不要・当日受付

2020-02-16

2020-02-16

2019-08-18

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演題:「ヨシノボリあれこれ」

ヨシノボリ属魚類は全長4-13cmの淡水域ハゼ科魚類で、ロシア沿海地方からカンボジアにかけての東アジアに分布し、淡水のハゼ亜目魚類の中では含まれる種数が最も多いことで知られています。日本でも全国の河川、湖沼、池沼に普通に見られ、「ゴリ」として親しまれていますが、いまだに多くの未記載種や未発見種を抱え、分類学的な整理がついていません。ここでは、日本産ヨシノボリ属の分類学的研究史をひも解きながら、現状での種の構成を明らかにし、その問題点や今後の課題を織り込んで、未記載種を中心にその特徴を紹介します。また、多様で柔軟な生活史が、多様な種とその分布をつくりだしたと考えられることも簡単に触れたいと思います。

クロダハゼ Rhinogobius kurodai KPM-NI 47622 雄 東京都産

 

講師:鈴木寿之(すずきとしゆき)氏(大阪市立自然史博物館外来研究員)

1955年大阪市生まれ。長崎大学大学院水産学研究科修士課程修了。現在、兵庫県立川西緑台高等学校再任用教諭(今年の3月まで)、大阪市立自然史博物館外来研究員。学生時代から西表島に通い、陸水と浅海の魚類調査を続ける。とくにハゼ類に興味があり分類学的研究を続け、発表した新種は67種、新和名を付けた種は155種(ともに共著を含む)に及ぶ。昨年7月、三重大学の木村清志教授の指導の下、ようやく「日本産ヨシノボリ属魚類の分類学的再検討」をまとめ、三重大学より博士(学術)の学位を授与される。現在、ヨシノボリの記載や西表島における自然保護活動、西表島浦内川の魚類図鑑作成に力を入れている。主な著書に「日本のハゼ」(共著、平凡社)、「日本の淡水魚」、「日本の海水魚」(ともに共著、山と渓谷社)などがある。

講演会情報

場所 神奈川県立生命の星・地球博物館 1階西側講義室
開催時間 14時から15時
料金 無料
主催

魚の会(うおのかい)

「魚の会(うおのかい)」は、研究や産業、趣味を通じて「魚」に携わる人々が気軽に集い、親睦をはかり、あわせて水圏の環境保全に寄与することを目的として活動しています。第一線で活躍されている著名な先生をお招きして開催している年4回の講演会には、どなたでも自由に参加できます。お知り合いの方もお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

問合せ先 神奈川県立生命の星・地球博物館 担当:瀬能 宏
電話:0465-21-1515 e-mail:senou@nh.kanagawa-museum.jp