「パノラマ」と聞いて、 どのようなイメージを思い浮かべますか? 山の頂上に登ったとき目の前に広がる光景ですか。 「360度の大パノラマ」、「パノラマカー」という言葉もあります。 いずれも展望を売りにしたものです。 左右に広がるワイドな景色のことを 思い浮かべる方が多いと思います。
「パノラマにっぽん」では、 地球環境を調べている人工衛星「地球観測衛星」が 観測したデータを使って、地形などの地面の様子が わかりやすいようにコンピュータ処理した画像を紹介します。 高さや位置の関係をつかみやすいように立体化した鳥瞰図や、 赤青の色メガネをかけると飛び出して見える余色立体図など、 いろいろな画像で、にっぽんを見てみましょう。
あなたのいるところの広さを知っていますか? まわりはどうなっていますか?山や海は近いですか? そういうこともこの展示で見えてくるはずです。
◆「色と形から見る『にっぽん』“パノラマにっぽん”を楽しむために」 (当館広報誌「自然科学のとびら」第12巻 第4号 通巻第47号に掲載) もお読みください。
◆企画展参考図書「宇宙から見た日本 〜地球観測衛星の魅力〜」も発売中です。
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◎「宙瞰図(ちゅうかんず)」とは…
当館の新井田主任学芸員が名づけた新しい鳥瞰図のことです。鳥瞰図ではありますが、鳥より遙かに高い宇宙から見ている地図です。
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