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「ナウマンゾウがいた! 〜温暖期の神奈川〜」チラシ
矢印A4サイズに縮小したポスター(PDF形式)をダウンロードできます。
特別展タイトル

藤沢市渡内は、今は閑静な住宅街です。そんな住宅街ができる以前、1頭のナウマンゾウの化石が発見されましたが、肩まで約2.5mの高さを持つ大きな個体であることがわかりました。ナウマンゾウは日本ではもっとも数多く発見されているゾウの化石で、県内では横浜市、横須賀市、平塚市、二宮町、小田原市などからも発見されています。  このナウマンゾウが生息していた時代は、地球規模で温暖化が始まる頃でした。海水面は上昇し、藤沢市はもちろんのこと、東京湾や相模湾に面した低地は海に没してしまい、現在の神奈川県の約1/5の面積は海底だったと考えられます。海が内陸に広がっていたために、当時の記録が化石として現在の陸地に残されており、環境を知ることができます。  この特別展では、渡内のナウマンゾウとこのナウマンゾウが生きていた当時の様子を紹介します。


2007年度特別展図録「読みものナウマンゾウがいた!」好評発売中

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当館1階ミュージアムショップにて取扱い中。
また、通信販売も受け付けております。詳しくは刊行物のページをご覧ください。

A5判 67ページ(オールカラー)
800円(税込)


主な展示の紹介

ナウマンゾウ

●ナウマンゾウの実物標本(藤沢市渡内産)

ナウマンゾウの首の骨

●天岳院の話:ナウマンゾウの産出地点は、発見当時藤沢市渡内天岳院下呼ばれています。発見当時、発掘時の様子を紹介します。

●ゾウの体の話:ゾウは長い鼻、大きなからだといった特殊なからだを持っています。そんな特徴を現生のゾウ(アジアゾウとアフリカゾウ)から紹介します。ナウマンゾウの話:日本列島からもっとも数多く発見されているナウマンゾウはどんなゾウなのか、特徴や分布などを紹介します。

神奈川展示室・ナウマンゾウ

●天岳院のナウマンゾウ:天岳院産のナウマンゾウについて紹介します。

●ナウマンゾウと背比べ:ナウマンゾウのオスとメスのシルエットと背比べ。

●ゾウの進化の話:もっとも原始的なゾウの仲間の化石(レプリカ)や、大きいことで知られているはずなのに人のひざほどの小さなゾウなどゾウの進化を紹介します。

温暖期の神奈川

●5eの話:天岳院のナウマンゾウが生息していた時代は、下末吉期という地球全体が温暖な時期の始まりにあたり、この時期はMIS5eとも呼ばれています。当時の神奈川の海岸線の様子やそこに生息した生物を紹介します。

●第四紀の話:ナウマンゾウが生息した時代は、地球の歴史の中では第四紀という時代に含まれています。


関連行事 ●8月26日(日) サロン・ド・小田原 「ナウマンゾウの話」 <終了しました>



特別展 ナウマンゾウがいた! 〜温暖期の神奈川〜

開催期間

2007年7月21日(土曜)〜11月4日(日曜)

開館時間

9時〜16時30分(入館は16時まで)

9月以降の休館日

毎週月曜日(9月17日、24日・10月8日は開館)
9月11日(火曜)は、館内整理のため休館します
夏休み期間中(7月16日(月曜・祝日)〜9月2日(日曜))は休まず開館いたします

料金

 

特別展

常設展

65歳以上

無料

20歳以上

200円

510円

20歳未満・学生

100円

300円

高校生以下

無料

特別展関連イベント

サロン・ド・小田原 8月26日(日)「ナウマンゾウの話」

主催

神奈川県立生命の星・地球博物館

協力

JR東日本横浜支社小田原地区・小田急グループ

お問い合わせ先

〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515 ファックス:0465-23-8846


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