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自然との共生を考える - 人類の現在と未来

地球の環境

地球は生命を生み、生命は地球の環境(かんきょう)を変えて「生命の星」にしてきました。そして現在、人類は、この豊かな地球環境を急激に変えつつあります。地球環境問題として話題になっている「環境とは何か」を考えます。

共生展示室・地球の環境

さまざまな地球環境に生きる

地球には、さまざまな自然環境があり、人びとは、その環境に適応して活動をつづけています。砂漠や草原で遊牧をする人、サンゴ礁(しょう)で漁業を営(いとな)む人、寒帯のツンドラで狩猟(しゅりょう)をする人、熱帯の水田で稲作をする人などさまざまです。また、大都会で生活する人や、南極大陸や宇宙空間で研究にはげんでいる人もいます。これらの人びとは、すべて動物や植物と同じように、自然からの「恵み」を受けて生活していることに変わりはありません。

生物どうしのつながり

動物は、植物やほかの動物を食べて生きています。この「食べる・食べられる」という関係を「食物連鎖(しょくもつれんさ)」といいます。これは植物が無機物からつくった有機物を受け渡す流れですが、有機物を無機物に分解する流れもあります。この流れの中で、エネルギーが移動し、物質が循環(じゅんかん)しています。自然界は、これらが組み合わさって、つり合いが保たれています。このはたらきを探(さぐ)ってみましょう。

地球圏システム

生き物のあいだの食物連鎖(しょくもつれんさ)は、植物が光合成によってつくった有機物を通しておこなわれる「エネルギーの流れ」で、太陽エネルギーによって支えられています。この流れの中で、有機物をつくっている炭素、チッ素、酸素などの物質は、生産者、消費者、分解者をふくめた自然界を循環(じゅんかん)しています。この物質循環は、生命にとってたいへん大切で、大気・水・土・生物のつり合いなどに深くかかわっています。

地球と人類

自然界では、大気・水・地表と生物とのあいだで、物質の循環(じゅんかん)がおこなわれ、つり合いが保たれています。生物の一員である人類の活動が、このつり合いの中であたえている影響(えいきょう)を、物質やエネルギーの循環から考えます。

地球と人類

私たちはどこから来たの

緑におおわれた地球に人類が現れたのは、地球の歴史の中ではつい最近のことです。もっとも原始的な人類であるアウストラロピテクス(猿人=えんじん=)がアフリカの東部で生活していたのは、およそ400~200万年前のことです。人類が現れてからしばらくのあいだは、野生の動物や植物を食物とし、自然の一員として生活をしていました。そのころの人類は、食物をもとめて移動し、人口の増加もわずかなものでした。

人類がしていること

人類は、文明の発達にともない、食物や木材などの生物資源のほかに、銅や鉄などの鉱物資源を利用するようになりました。さらに、工業化が進むと石炭や石油などのエネルギー資源が大量に使われるようになりました。このような人類の活動が、地球規模の自然環境(かんきょう)に大きな変化をもたらしつつあります。ここでは、人類が自然環境にあたえている影響(えいきょう)を、大気圏(けん)、水圏、生物圏に分けて考えてみたいと思います。

地球はいま

生き物をふくめた自然環境(かんきょう)は、大気、水、地表などと、生物とのあいだに物質が循環(じゅんかん)することによって、つり合いが保たれています。地球に生命が誕生してから現在まで、生物がまったく生存できなくなるような、環境の大きな変化はありませんでした。ところがいま、人類の活動によって、生き物の生存がおびやかされるような、自然環境のさまざまな変化が現れてます。ここでは、その「変化の実態」を観察し、考えてみたいと思います。

  • 複雑な関係
    これまで見てきた「地球の温暖化」や「オゾン層の破壊」、「砂漠化」などの環境変化は、それぞれ個々の問題にとどまらず、相互に関係し合って複雑な影響をおよぼします。この複雑な関係は、「生物の多様性が失われる」ことと、「気候が変化する」ことに深くかかわっています。これは、人類もふくめた生物の生存に大きな災(わざわ)いとなってふりかかる問題です。

人類のあした

最近の人口増加と産業の進歩はめざましく、その結果が自然界のバランスを変化させ、地球環境(かんきょう)に大きな影響をおよぼしている現状を見てきました。このままの状況がつづいたら、地球の環境はどうなるのでしょうか。そこで、地球の生い立ちや環境の変化などを、たくわえたデータベースを活用して、その歴史をふり返り、変化するようすを見てみましょう。そして、私たちは、どのような「あした」をめざせばよいか考えて見ましょう。

地球の未来

私たちは、どのようにして自然のバランスを保ち、未来をきずいていったらよいのでしょうか。これは私たち一人ひとりの課題であり、さけて通ることのできない人類の課題でもあります。皆さんは、どのように考えていますか。

地球と生命 - 共に生きる-

「かけがえのない地球」は、けっして人類だけのものではありません。多様なすべての生物と「共に生きる」ということは、どういう意味をもつのでしょうか。また、私たちは何をしなければならないかを考えます。

地球と生命-共に生きる-

地球と生命 -共に生きる

私たちのすんでいる地球は、大気の層におおわれ、海や陸には、さまざまな生物が生活しています。地球は、生物のために必要な、豊かな自然環境(かんきょう)をそなえた惑星(わくせい)です。しかしいま、その自然環境に、人間の活動による影響(えいきょう)がさまざまな形で現れはじめています。私たちは、自然環境のしくみと生命とのかかわりを知り、現在をみつめ、未来をめざして、この「かけがえのない地球」で、共に生きていけるよう、自然との共生を考えようではありませんか。