【ミニ企画展示】アオバト-海辺で見られる緑色のハトたち
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展示内容紹介
アオバトは日本に夏鳥、または留鳥として生息するハトの仲間で、神奈川県では夏鳥として丹沢山地や箱根山などの森林に渡来し、子育てをします。ふだんは山地の森林でくらしていますが、大磯町照ケ崎海岸では5月初旬から11月初旬にかけて、毎朝のようにアオバトが観察され、数十羽から、多いときでは数百羽もの群れが見られるときもあります。飛んできたアオバトは岩場で海水を飲んだ後、再び山へと飛んでいきます。
このようなアオバトが海水を飲む行動は全国で知られ、たとえば北海道小樽市や石狩市、静岡県浜松市などで観察事例があります。
今回のミニ展示では、海辺で見られる緑色のハトたちの興味深い生態をはく製や写真で紹介するとともに、大磯海岸でのアオバト観察のコツをお伝えします。