神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 c13[ 愛川層群 ]
 
愛川層群 (あいかわそうぐん)(Aikawa Group)の時代
 新生代新第三紀中新世後期(860万〜560万年前/ナノ化石年代)。
図表 分布図
   

 関連項目:

c02 地質図
c03 層序
d04 火山列島の時代
c11 丹沢層群煤ヶ谷亜層群
c12 丹沢層群早戸亜層群

 
愛川層群 (あいかわそうぐん)(Aikawa Group)の層厚
 約2000m。
写真 愛甲郡法輪堂林道産のカネハラニシキ化石
   

 関連項目:

d04 火山列島の時代
a22 礫岩
a24 さまざまな堆積岩

 
愛川層群 (あいかわそうぐん)(Aikawa Group)の岩相
 安山岩質火砕岩類を主とし、軽石質凝灰岩をともなう。
写真 愛甲郡清川村宮ヶ瀬の宮ヶ瀬層の露頭
   

 関連項目:

d04 火山列島の時代
a24 さまざまな堆積岩

 
愛川層群 (あいかわそうぐん)(Aikawa Group)の特徴
 下位から、宮ヶ瀬(みやがせ)層(安山岩質火山角礫岩)、舟沢(ふなさわ)層(安山岩質火山砂岩)、中津峡(なかつきょう)層(安山岩質火山砂岩〜火山礫岩、泥岩)、石老山(せきろうざん)礫岩層(礫岩)に区分される。丹沢山地本体を作る地層の中で唯一、北方系の貝であるカネハラニシキの化石を産する。
写真 愛甲郡清川村煤ヶ谷半原越の中津峡層の泥岩
   

 関連項目:

d04 火山列島の時代
a24 さまざまな堆積岩

 

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