神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
　c20[ 足柄層群 ]
　
■足柄層群 （あしがらそうぐん）(Ashigara Group)の時代
　新生代新第三紀鮮新世後期〜第四紀更新世前期（200万〜70万年前／ナノ化石年代）。
図表　分布図
   

 関連項目：

 c02 地質図
c03 層序
d06 伊豆衝突の時代
c21 上総層群
　
■足柄層群 （あしがらそうぐん）(Ashigara Group)の層厚
　5000m以上。
写真　南足柄市矢倉沢地蔵堂産塩沢層のハマグリ化石
   

 関連項目：

 a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩
　
■足柄層群 （あしがらそうぐん）(Ashigara Group)の岩相
　砂岩、泥岩、礫岩を主とし、安山岩質火砕岩、安山岩質溶岩をともなう。
写真　南足柄市矢倉沢地蔵堂夕日の滝の砂岩の玉ネギ状風化
   

 関連項目：

 a21 堆積岩
a23 砂岩
　
■足柄層群 （あしがらそうぐん）(Ashigara Group)の特徴
　下位から、日向（ひなた）層（凝灰質砂岩〜泥岩互層）、瀬戸（せと）層（礫岩と砂岩を主としシルト岩をともなう）、畑（はた）層（砂岩・シルト岩互層を主とし礫岩、溶岩をともなう）、塩沢（しおざわ）層（礫岩・砂岩互層）に区分される。とくに塩沢層からはハマグリやマガイを中心に、浅い海や潮間帯に生息した貝化石を多く産する。
写真　足柄上郡山北町谷ケの畑層の露頭
   

 関連項目：

 a22 礫岩
a23 砂岩

　
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