神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 c21[ 上総層群 ]
 
上総層群(かずさそうぐん) (Kazusa Group)の時代
 新生代新第三紀鮮新世後期〜新生代第四紀新世中期(280万〜50万年前/テフラ層序年代・フィッショントラック年代)。
図表 分布図
   

 関連項目:

c02 地質図
c03 層序
c19 中津層群
c20 足柄層群
c22 二宮層群

 
上総層群(かずさそうぐん) (Kazusa Formation)の層厚
 770m以上。
写真 鎌倉市今泉の野島層産のホタテガイ化石
   

 関連項目:

a21 堆積岩
a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩

 
上総層群(かずさそうぐん) (Kazusa Formation)の岩相
 砂岩、泥岩からなり、下部では凝灰質である。いずれの層からも貝化石を多く産する。
写真 横浜市金沢区柴町の小柴層の露頭
   

 関連項目:

a21 堆積岩
a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩

 
上総層群(かずさそうぐん) (Kazusa Formation)の特徴
 横浜・三浦北部地域では下位から、浦郷(うらごう)層(凝灰角礫、砂層)と同時異層(どうじいそう)の深沢(ふかさわ)層(凝灰質砂層)、野島(のじま)層(凝灰質泥層、砂層)、大船(おおふな)層(泥層)、小柴(こしば)層(凝灰質砂層)、上星川(かみほしかわ)層(塊状砂泥層)、中里(なかざと)層(塊状砂層)、浜(はま)層(泥・砂互層)に区分される。多摩丘陵地域東部では下位から、鶴川(つるかわ)層(シルト、砂・泥互層)、柿生(かきお)層(シルト)、王禅寺(おうぜんじ)層(シルト・砂互層)、飯室(いいむろ)層(シルト〜砂)、高津(たかつ)層(砂・泥互層)に区分される。
写真 横浜市金沢区柴町の小柴層
   

 関連項目:

a21 堆積岩
a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩

 

はじめにもどる  もくじ  前のページにもどる  

E PACS M useum of N atural H istory
EPACS 自然史博物館