神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 c22[ 二宮層群 ]
 
二宮層群 (にのみやそうぐん)(Ninomiya Group)の時代
 新生代第四紀更新世中期〜後期(70万〜50万年前/ナノ化石年代)。
図表 分布図
   

 関連項目:

c02 地質図
c03 層序
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩
c21 上総層群

 
二宮層群 (にのみやそうぐん)(Ninomiya Group)の層厚
 約190m。
写真 中郡大磯町虫窪産の下田層のシルト石
   

 関連項目:

a23 砂岩
c21 上総層群

 
二宮層群 (にのみやそうぐん)(Ninomiya Group)の岩相
 砂、シルト、凝灰質シルトを主とし、火山灰を狭在する。
写真 中郡大磯町虫窪の下田層の露頭
   

 関連項目:

a23 砂岩
c21 上総層群

 

二宮層群 (にのみやそうぐん)(Ninomiya Group)の特徴
 下位から、妙見(みょうけん)層(細砂を主とし、軽石をともなう)、下田(しもだ)層(半固結の凝灰質シルト、シルト〜細砂を主とし、火砕物をともなう)に区分される。中郡大磯町虫窪は古くから化石の産地として知られ、ベニグリガイやアズマニシキガイなど暖流系の貝化石を多く産する。横浜市南部の相模層群長沼層と共通する貝化石が目立つ。
写真 中郡大磯町虫窪産下田層のベニグリガイ化石
   

 関連項目:

a23 砂岩
c21 上総層群
c24 相模層群

 

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