神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 c24[ 相模層群 ]
 
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の時代
 新生代第四紀更新世中期〜後期(50万〜10万年前/テフラ層序年代)。
図表 分布図
   

 関連項目:

c02 地質図
c03 層序
c26 関東ローム層
d07 箱根火山の時代

 
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の層厚
 240m以上。
写真 横浜市戸塚区上倉田町の長沼層の地層
   

 関連項目:

a23 砂岩
c26 関東ローム層

 
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の岩相
 細礫、砂、シルト、火山灰からなる。
写真 横浜市戸塚区品濃町の上倉田層のカキ礁化石
   

 関連項目:

a23 砂岩
c26 関東ローム層

 
相模層群 (さがみそうぐん)(Sagami Group)の特徴
 横浜市南部の戸塚から大船にかけてが模式的な層序地域となる。海成層として堆積し、地域ごと堆積時代や環境に違いがある。横浜・三浦北部地域、大磯丘陵地域、相模平野・相模原台地地域、多摩丘陵地域ごとに数層に区分されている(層序対比表参照)。西丹沢・足柄地域、小仏・東丹沢地域、三浦南部地域にも相模層群に相当する地層が分布している。横浜市南部の長沼層は保存のよいトウキョウホタテガイ、カズウネイタヤガイをはじめ多種多様の貝化石を産し、貝の研究に貴重なフィールドとなっている。
写真 横浜市戸塚区上倉田町の長沼層の地層
   

 関連項目:

a23 砂岩
c26 関東ローム層

 

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