神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 c26[ 関東ローム層 ]
 
関東ローム層 (かんとうロームそう)(Kanto Loam Formation)の時代
 新生代第四紀更新世中期〜新生代第四紀更新世末(50万〜1万年前/フィッショントラック年代・14C放射年代)。
図表 分布図
   

 関連項目:

c02 地質図
c03 層序
d08 ロームの時代
c25 箱根火山岩類
a09 火山岩

 
関東ローム層 (かんとうロームそう)(Kanto Loam Formation)の層厚
 300m(大磯丘陵)。
写真 綾瀬市吉岡産の軽石層(富士山起源の吉岡軽石:約8万年前)
   

 関連項目:

d08 ロームの時代
c25 箱根火山岩類
a09 火山岩

 
関東ローム層 (かんとうロームそう)(Kanto Loam Formation)の岩相
 軽石、スコリア、岩片の火山砕屑物およびその風化物からなる。
写真 大和市下鶴間の箱根火山起源の東京軽石(約6万年前)をはさむ武蔵野ローム層の露頭
   

 関連項目:

d08 ロームの時代
c25 箱根火山岩類
a09 火山岩

 
関東ローム層 (かんとうロームそう)(Kanto Loam Formation)の特徴
 海進・海退にともなう堆積物やテフラ層序によって、下位から多摩(たま)ローム層、下末吉(しもすえよし)ローム層、武蔵野(むさしの)ローム層、立川(たちかわ)ローム層に区分される。多摩ローム層、下末吉(しもすえよし)ローム層は相模層群と同時異相(どうじいそう)である。
写真 綾瀬市吉岡産の武蔵野ローム層の火山灰に含まれる鉱物の接写
   

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d08 ロームの時代
c25 箱根火山岩類
a09 火山岩

 

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