[人と大地と]
 3E01[ 宇宙からみた大地の模様 ]
 
サハラ砂漠から覗(のぞ)く巨大な地球の眼−リチャット構造
モーリタニア
画像の下半分をしめる目玉のような模様(もよう)が、リチャット構造とよばれる直径(ちょっけい)が約38kmにも及ぶ巨大な環状(かんじょう)構造です。地下深くから上昇してきた貫入岩(かんにゅうがん)によって地層が押し上げられてできたドーム状の地質構造です。ドームのまわりは、その付近よりから100m程度の高さとなっています。画像提供:ERSDAC。
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2B02 丸い地球
2B05 空から見た箱根火山
3F01 風景石

 
インド亜大陸(インドあたいりく)の衝突(しょうとつ)の産物(さんぶつ)−スレイマン衝上帯(しょうじょうたい)
パキスタン
画像の右上から左下に向かってのびるシワのような模様は、パキスタン中央部のスレイマン山脈にみられる地層の褶曲構造(しゅうきょくこうぞう)です。この地帯はスレイマン衝上帯と呼ばれ、インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突したときに押されてできたものです。画像提供:ERSDAC。
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2B05 空から見た箱根火山
3F01 風景石

 
インド亜大陸(インドあたいりく)の衝突(しょうとつ)の産物(さんぶつ)−ジンダピア背斜構造(はいしゃこうぞう)
パキスタン
画像の上から下に伸びる縞模様(しまもよう)は、パキスタン中央部にみられる地層の褶曲構造(しゅうきょくこうぞう)です。この西側に分布するスレイマン山脈とともに、インド亜大陸の衝突による圧力(あつりょく)で地層が変形(へんけい)されてできたものです。画像提供:ERSDAC。
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2B05 空から見た箱根火山
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サハラ砂漠の抽象芸術(ちゅうしょうげいじゅつ)−タネズルフト
アルジェリア
アフリカ大陸の北部、アルジェリアのサハラ砂漠にみられる模様です。まるで抽象画(ちゅうしょうが)のように何本もの平行線(へいこうせん)が蛇行(だこう)して描かれていますが、古生代(こせいだい)の堆積層(たいせきそう)が風による浸食(しんしょく)を受けて、堆積面が表面に現れた模様です。黄色い部分の砂と、白い部分の塩と、青い部分のシルト質のコントラストが不気味(ぶきみ)です。タネズルフトとは"恐怖(きょうふ)の土地"という意味です。画像提供:ERSDAC。
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砂漠と海の出会い−ナミブ砂漠
ナミビア
砂漠と海が出会う、アフリカ大陸南西部にあるナミブ砂漠の画像です。ナミブ砂漠は典型的な海岸沿いの砂漠です。海岸から内陸(ないりく)に向けて、砂丘の色は青白〜青〜黄色〜黄白〜黄色と約10kmの幅で変化し、砂丘の形も色調(しきちょう)の違う場所ごとに異なっています。画像提供:ERSDAC。<
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砂漠にちりばめられた星群(せいぐん)−グランデルグオリエンタル
チュニジア
アフリカ大陸の北部、チュニジア、リビア、アルジェリアの国境付近のグランデルグオリエンタル砂漠にみられる星状(ほしじょう)、あるいはくらげのような形状(けいじょう)をした砂丘(さきゅう)です。強い風の方向が一定ではないため、星状の砂丘が発達したものと推定されます。砂丘の平均的な高さは約100m、広がりは約2kmです。画像提供:ERSDAC。
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デルタの巨大迷路(きょだいめいろ)−カッチデルタ
インド
インド西部のカッチ湾にみられるデルタ(三角州(さんかくす))です。海面とほぼ同じ高さの広大な平野に発達した、塩分に富んだ巨大な湿地帯(しっちたい)です。この湿地に発達した水路は、まるで迷路のようです。白く見えるのは、塩が乾燥(かんそう)して残されている部分です。画像提供:ERSDAC。
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衛星画像の撮影地点
観測衛星ASTERの衛星画像7点の撮影地点を世界地図に記したものです。画像提供:ERSDAC。
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