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はまだ たかしのハンズ・オン連続講座

第9回 三葉虫ノジュール割りが大当たり!

ハンズ・オン型体験学習でよく組まれるのが、化石割りとか化石レプリカづくりのプログラムです。

そして多くの場合、とり出した化石や完成した化石レプリカ(アンモナイト、貝、恐竜の歯などがよく使われます)は、お土産として持ち帰ってもらうシステムがとられます。

10月1日から11月28日まで神奈川県立生命の星・地球博物館で行われていた特別展「のぞいてみよう!5億年前の海」では、特別アトラクションとしてボリビア産の含三葉虫ノジュール割りハンズ・オン体験学習を組み込み大好評を得ました。全体の概要は第7回の講座で紹介しましたので、今回は11月3日に行われた特別展関連行事「みんなで語ろう三葉虫のこと」のいきさつをお知らせすることにしましょう。この珍しい催しはマスコミからも注目され、11月3日の神奈川新聞に予告記事が載り、嬉しくなりました。

茅ヶ崎市の東海岸小学校から13名、同茅ヶ崎第一中学校から6名のお友達が引率の先生や自由参加の校長先生などと一緒にやってきました。館のミュージアム・シアターの舞台に石割り機を持ち込み、館長(僕)の三葉虫をめぐる話題のトーク・セッションに続いて、14人の代表に一般参加の人達の中からも加わって三葉虫割りに挑戦したのです。

結果は上々でした。みごとな尾板や頭部がポロリと出てきたものを含め、これまでの特別展でのアトラクションの成果より高い効率で化石がとび出してきました。収獲品には、いつものように割った人の氏名、化石の名前などをきちんと記入したラベルをつけ、博物館に納めてもらい、貴重な研究材料として大切に保管してもらうことになりました。

石をむやみに割るのではなく、化石が含まれている石の“クセ”を見抜いて、一番良い方向で割る、というプロの化石研究者並みの“コツ”を参加者はきっと感じたことでしょう。めったにない経験として、このハンズ・オン化石遊びの思い出は、この人達の心に長く長く残って欲しいものです。


生命の星・地球博物館館長 濱田隆士

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