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秋の雑木林

カワラヒワ 全長5cm
カワラヒワ ●スズメぐらいの大きさの鳥です。
止まっているときは、緑味のある褐色の頭や、腹の下の方の黄色が目立ちます。尾の先はM字型に切れ込みがあり、飛ぶと羽の黄色い帯がはっきり見えます。日本では寒い地方のものは、冬暖かい地方へ移動しますが、関東地方などでは1年を通して見られる留鳥(りゅうちょう)です。住んでいる場所は平野部、低い山、雑木林、また公園や河原でも普通に見られます。
カワラヒワの群 ●繁殖期を前に群の中で、オスたちはメスをめぐって闘い、ペアをつくります。
30メートルほどをナワバリにして、いくつかの巣が集まってゆるやかなコロニーを形成する、とも報告されています(『鳥のおもしろ私生活』ピッキオ編著)。カワラヒワの夫婦仲はとてもよく、オスがメスに餌を与えたり、卵を抱くオスにメスが餌を運んできたりします。営巣地として、松林や杉林を好みますが、公園の木や街路樹にも巣作りします。巣は枝の繁みに枯れ草、細い根などで作ります。産卵は3日〜7日かけて、3個〜5個産みます。卵を抱いている期間は11日〜13日ぐらい。ひなは14日ほどで巣立ちます。
カワラヒワの巣 ●カワラヒワはかわいい鳴き声を出します。
地鳴きは「キリリコロロ」と、とても細い声を出し、その声をたよりに探すこともできます。繁殖期には、オスが高い木の梢や枝先に出て、「キリリコロロ、チョンチョン、ビーン」などの音節を組み合わせて、さえずる姿を見ることもあります。食べ物は植物の種子で、タデ科の細い茎に器用にとりついて、小さな実を食べたりします。森の中よりも林縁が好きで谷戸や河原のやぶから、10羽〜20羽ぐらいの小群、ときには100羽の大群も現れ、かん木にすずなりになったりします。

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