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秋の雑木林

メジロ 全長12cm
メジロ ●スズメより小さい緑黄色の鳥です。
お腹は白っぽく、漢字で目白と書くとおり、目のまわりに白い輪(リング)があります。英語の名前はJapanese White-eyeです。日本ではどこにでもいる鳥ですが、分布は中国の東部から、インドシナ半島、タイにかけてと限られています。ヨーロッパやアメリカの人にとっては珍しい鳥です。目の白い輪を望遠鏡でよく観察すると、細かい毛が円形にびっしり並んでいます。メジロは常緑樹の森や、雑木林に住みます。最近では住宅地、公園など身近な所でも目にするようになった都市鳥の1つです。
メジロの群 ●繁殖期になると、オスは高い木の繁みの中で、朗らかにさえずります。
1度のさえずりは、10秒ほどで1曲、その歌を何分も繰り返すのです。メジロのさえずりはかなり複雑ですが、「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」などと聞きなされています。春、オスとメスの2羽で自分たちが子育てするナワバリを持ち、巣作りを始めます。よく繁った木のまたなどに、小さなおわん形の巣を吊り下げます。巣の材料はシュロの皮の繊維、コケ、枯れ草などです。クモの糸が接着剤です。写真の巣は直径6cm〜7cmのかわいいジョウゴ形です。5月〜6月ごろ、4個〜5個の卵を産みます。11日〜12日ほど卵を抱いて温めます。ひながかえり、巣立つまでの日数は11日〜13日ぐらいとされています。
メジロの巣 ●メジロは甘党です。
その好物はツバキ、ウメ、サクラなどの花の蜜です。顔にツバキの黄色い花粉を付けている姿をよく目にします。花にとっても、メジロは花粉を運んでくれる益鳥です。メジロのくちばしの中の舌は、筆の先のようになっていて、蜜をふくませては、吸っています。夏は昆虫やクモを食べます。秋はカキなどの熟した果物を食べています。

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