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秋の雑木林

キブシ キブシ科

キブシ

キブシ花
●どんなところに生えていますか?
林の縁や、まばらに木が生えている林の中に生えています。日当たりが好きな木ですから、暗い林のなかにはありません。
●キブシは大きくなりますか?
余り大きくはなりません。ふつう高さが3cm、直径5cm位のものが多いようです。たまに倍ほどのものに出会うこともあります。
●どんな木ですか?
細い枝を何本も横に出して、枝先に葉が出る前に、淡黄色で釣鐘形の花を房状に付けます。一つの花の直径は5mmほどで、房は長さ5cm〜10cmです。
●キブシは雄の花と雌の花が別々の木に咲くのを知っていますか?
キブシはふつう雄の花と雌の花が別々の木に咲きます。雄の木ではメシベが小さく、雌の木ではオシベが小さくなっています。たまにオシベもメシベもしっかりとしたものも見られます。雌の木には径約8mmの果実が房状に成ります。
●キブシの利用法はありますか?
キブシの果実はタンニンを多く含んでいるため、鉄と反応すると黒くなる性質があります。この性質を利用してお歯黒を染めるのにキブシの実を利用していました。(現代では歯を黒く染める人はいませんが、昔は女性が歯を黒く染めていた時代がありました)。いまは草木染めで布を黒い色に染めるときの染料にしています。
●その他にも利用されましたか?
枝には白い髄が詰まっていますが、この髄を灯芯にしていました。また子供たちはこの芯を突き出して鉄砲遊びをしました。

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