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秋の雑木林

エゴノキ
コナラやクヌギと並んで雑木林で目につく木にエゴノキがあります。
エゴノキ

エゴノキ花
●どんな木ですか?
雑木林に入って木肌の一番黒っぽい木を見つけてください。それがエゴノキです。エゴノキは紫がかった暗褐色なので、林の中では黒っぽく見えるのです。この木も切られるとよく芽吹いて株立ちになります。
●木の肌はどんなですか?
大きくなると細かく縦に裂けますが、裂け目は浅いので少し盛り上がった筋が見えるだけであまり目立ちません。
●葉はどんなですか?
葉は長さ4〜6センチメートル、巾2〜4センチメートルで、縁のギザギザは無いか、あってもほとんど目立ちません。
●果実はいつごろなりますか?
花が5〜6月に咲いて、果実は8〜10月に熟します。この果実を噛むとエグイのでエゴという名前が付きました。
●果実についてもっと詳しく教えてください。
果実には痺れる成分(エゴサポニン)があるため、すりつぶして川にまいて魚を浮かび上がらせて捕まえることができます。また、種の中には虫がいる場合が多いのですが、この虫は魚を釣るときの餌にします。この種を乾かしてオテダマの中に入れてもよいオテダマができます。
●木はどのように利用されますか?
木の材質がとても固くて割れにくいため、ソロバンの玉や傘の握りの部分にしたり、コマを作ります。建築の材料にしたり、彫刻に使ったりします。今は殆ど見られなくなりましたが、竹と紙で傘を作っていた頃には、傘の骨を支えるところにエゴノキを使っていました。勿論薪や炭にもしていました。

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