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秋の雑木林

クズ
クズ ●生えているところ?
林のふちなどで、木の上におおいかぶさっているつる植物を見たことがあるでしょう。気をつけて見ると、空き地や道端、川や高速道路の土手、線路の縁などあちこちに生えてるのを見つけることができます。
●どんな植物でしょう?
葉 とても丈夫なつる植物です。つるの長さは10メートル以上にもなります。根も太くて長いので乾燥にも強いのです。中国の砂漠を緑にしようと、全国の小学生に頼んでクズの種を集めてもらい毎年中国に送っている人がいるくらいです。

●葉の大きさは?
小葉と呼ぶ小さい葉が3枚で集まったものが1枚の葉です。1枚の小葉の直径が10〜15センチメートルあります。葉にも茎にも茶色い毛がたくさん生えています。
●花には何か特徴が有りますか?
よく見ると花が集まって房になって咲いているのがわかるでしょう。花は夏から秋の初めに咲き、とても良い香りがあります。秋の七草の一つになっています。
実 ●実はどんなですか?
豆のさやがたくさんかたまって成ります。さやの長さは5〜10センチメートルで、褐色の毛がびっしりです。

●クズは何か役に立ちますか?
昔々には茎から取った繊維で布を織っていました。クズの根は葛根(かっこん)といって、風邪薬の原料にしました。根っこからはとても上等な澱粉がとれます。葉っぱは牛や馬の飼料にします。花や新芽は私たちが食べてもおいしいです。
●クズってすごく役に立つ植物ですね。
いろいろ役に立ちますが、良いことばかりではありません。あまり元気がいいので伸びすぎて、からんだ木を枯らしてしまうことがあります。アジアの植物ですが、アメリカに行ったものが増えすぎて、畑や林にかぶってきてアメリカではとても困っています。
こうして見てくると雑木林の中には役に立つ木が一杯あることがよく分かりますね。

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