神奈川県立生命の星・地球博物館


2005年3月15日発行 年4回発行 第11巻 第1号 通巻40号 ISSN 1341-545X

自然科学のとびら

Vol.11, No.1  神奈川県立生命の星・地球博物館  Mar., 2005


ライブラリー通信 子どもの本 

篠崎淑子(司書)

 ライブラリーには子どもの本コーナーがあります。子ども向きの図鑑類や漢字にふりがなが振ってある本を、テーマごとにシールで色分けして、一ヶ所にまとめて置いてあります。最近受入れた本のなかから、見て楽しめる絵本を中心に少し紹介しましょう。

 『地球がもし100cmの球だったら』(永井智哉・文、木野鳥乎・絵、世界文化社)はタイトルのとおり地球を100cmの球に見立てて、海は体積にしてビール大ビン1本分ほど、その内飲める淡水は17ccなど、地球についてわかりやすく説明しています。

 農山漁村文化協会で出版された『なっとうの絵本』と『みその絵本』は、『つくってあそぼう』のシリーズで、納豆や味噌の歴史から作り方までを丁寧に解説しています。『ぶくぶく発酵するふしぎ』は、納豆や味噌を含むさまざまな発酵食品の作り方を写真で説明しています。巻末に食品の詳しい解説がついています。

 『土のコレクション』(栗田宏一著、フレーベル館)は表紙にいろいろな色の小さな土の山。これは著者が日本全国から集めた土です。全国の地域別の土、温泉や鉱山の珍しい色の土など、ページを開くと驚くほど美しい色の土が並んでいます。

 『ミミズのふしぎ』(皆越ようせい著、ポプラ社)はミミズの産卵や食事、越冬などを写真で追った珍しいミミズの写真絵本です。最後のページでは、当館所蔵の4億年前のミミズの仲間の化石が紹介されています。

 『暖かい地球と寒い地球』は犀川で化石を見つけた古生物学者の著者が、氷河期と間氷期が繰り返す地球の歴史を、犀川の貝の化石などを用いてわかりやすく解説した絵本です。

 『やさしい地図入門』(ポプラ社)は1巻から5巻まであります。企画展『+2℃の世界』で床に縄文時代の海岸線を復元した地図が貼ってあり、拡大鏡で見えるようになっていましたが、この機会に地図に親しんでもらおうと担当の学芸員が子ども向きの地図の入門書を選んでくれました。

 これらはほんの一部です。子どもの本コーナーには絵本や入門書だけでなく簡単な実験の本や調べもの学習に適した本もあります。博物館のなかを歩き回って疲れたときは、ライブラリーの子どもの本コーナーのベンチでちょっとくつろいでみてはいかがでしょうか。  (司書 篠崎淑子)

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