神奈川県立生命の星・地球博物館

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2000年6月15日発行 年4回発行 第6巻 第2号 通巻21号 ISSN 1341-545X


自然科学のとびら


Vol.6, No.2  神奈川県立生命の星・地球博物館  June,2000


ニホンザルの新生児 Macaca fuscata

広谷浩子(学芸員)


頭本昭夫(当館哺乳類ボランティア)撮影(1999年7月)


生後1ヶ月のニホンザルの赤ちゃんです。毎年、4月から6月ごろがニホンザルの出産シーズンです。博物館の近くにすんでいる群れでも、次々と赤ちゃんが生まれています。生まれたばかりのニホンザルは顔が赤く、耳が大きく、お母さんたちにくらべ毛の色が黒っぽいので、遠くからでもよくわかります。生後1ヶ月ぐらいはお母さんがしっかりと胸に抱いて守ってくれます。赤ちゃんもお母さんのお腹にしっかりとつかまったまま、どこまでも運ばれていきます。1ヶ月を過ぎると、ひとりで動きまわるようになりますが、まだまだあぶなっかしい感じです。

初夏になって、群れは食べ物をもとめ、以前よりも活発に歩き回るようになりました。新芽や花や果実がたくさんあって、サルの食卓も豊かです。


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