神奈川県立生命の星・地球博物館

[戻る]

2002年3月15日発行 年4回発行 第8巻 第1号 通巻28号 ISSN 1341-545X


自然科学のとびら


Vol.8, No.1  神奈川県立生命の星・地球博物館  Mar.,2002


恐竜手づくりプロジェクト

田口公則・大島光春(学芸員)

平成14年2月16日から3月17日まで企画展「みんなの手づくり恐竜展」を開催しました。恐竜手づくりプロジェクト「わくわく恐竜くらべっこ・復元に挑戦!」と題してすすめてきた文部科学省委嘱の「親しむ博物館づくり事業」の一環として行なわれたものです。

企画展の主役は、小中高の学校のクラスやクラブ活動、地域のクラブ、家族などのグループにより製作された恐竜作品です。予想以上に多様な作品が集まりにぎやかな手作り恐竜展示室となりました。でも、この手作り恐竜プロジェクトは、ただ単に作品を募集して展示室に並べたイベントではありません。昨年の秋の募集以降、博物館を軸としながらプロジェクトにエントリーした地域のグループがさまざまなかかわりを持ちながら手づくりした企画展なのです。

恐竜づくりをテーマに地域にちらばっている参加者グループをつないだのはインターネットの活用です。「掲示板」とよばれる機能が、博物館の学芸員を軸としてグループをつないでくれました。10月には最初の参加者がありましたから、長い人で5カ月間も「掲示板」をとおして恐竜手づくりプロジェクトに関わったことになります。まさに企画展づくりをみなさんと共有する面白い活動に発展しました。

参加した皆さんには、みんなで協力して作品を作ること、恐竜について調べること,恐竜の復元を考えること、工作の方法を工夫すること、他のチームとアイデアを交換すること、インターネットを使ってみることなど、いろいろな楽しい経験をしていただけたことと思います。

作品はいずれ、消えてなくなるでしょうが、プロジェクトでの経験がどこかで生かされるかもしれないとしたら、今回の企画は大成功だと思います。

みんなの手づくり恐竜展
図1 みんなの手づくり恐竜展
展示室中央には、折り紙コーナーを設置
恐竜模型
図3 恐竜模型
恐竜骨格図をもとに肉づけされたアロサウルス
恐竜ジオラマ
図2 恐竜ジオラマ
ねんどや身近な材料で制作されたジオラマ.
タイムトラベラー(左下)も登場
恐竜のたまごモデル
図4 恐竜のたまごモデル
フィルムケースを用いてたまごの殻構造まで復元.たまごに入って楽しめ大人気

[目次へ]


[戻る]

[地球博トップページへ]