神奈川の自然
目名
トンボ
科名
カワトンボ
種名の和名
アサヒナカワトンボ
学名
Mnais pruinosa Selys, 1853
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
苅部治紀
解説
体長5cm内外。オスの羽は橙色のものと透明なものがある。メスの羽は透明。体は金緑色で、オスは成熟すると白い粉におおわれる。この仲間の分類は混乱していたが、最近の遺伝子による研究結果から、2種説に落ち着いた(外見ではほとんど区別できない)。本種は、おもに丘陵地~山地の小川・渓流を中心に見られ、4月~6月頃によく出会う。県内では、県北部の旧津久井町、藤野町、相模湖町周辺と三浦半島に隔離分布している。なお、県内には雑種起源と考えられる第3の種集団が生息しており、これは箱根から表丹沢にかけて分布を広げている。