神奈川の自然 地層

陽原段丘礫層をのせる中津層群塩田層

陽原段丘礫層をのせる中津層群塩田層
資料名 岩切坂の中津層群塩田層の段丘崖
資料番号 KPM-NPP000029
場所 神奈川県模原市中央区田名塩田
地質年代 後期鮮新世〜前期更新世(約350〜190万年前)
岩石区分 堆積岩・堆積物(海成)
区分 中津層群
地層解説 シルト岩を主体とし、軽石質のテフラを多数挟む。海から深海にかけて生息していた貝化石を産し、化学合成化石群集も見つかっている。
露頭解説 この露頭は、陽原段丘の段丘崖に位置し、基盤岩となる塩田層とそれを侵食する陽原段丘礫層、それをさらに覆う関東ローム層をみることができる。礫層とローム層の間には、薄く泥流堆積物も確認できる。
撮影日 2022/06/24