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学芸員の笠間がテレビ番組で富士山宝永噴火の火山灰について解説を行いました

2017年2月24日更新

BS日テレ「片岡愛之助の解明!歴史捜査 富士山大噴火被災地を救った英雄を追え!」(2017年2月16日21:00~放送)の番組の中で、学芸員の笠間が当館所蔵の富士山宝永噴火の火山灰標本(KPM-NLT 100790)を用いて、火山灰の粒子径の定義、偏西風に流され富士山から遠ざかるにつれてその粒径が小さくなることを解説しました。
標本は神奈川県茅ケ崎市東海岸北で、住民の方のご協力のもと2015年4月3日に採取したものです。

 

宝永噴火の火山灰

(写真1) 番組で放映された宝永噴火の火山灰

写真2の堆積物の中央部から採取しました。白色の軽石、灰黒色、黒色、赤色のスコリア粒子等からなります。

 

 

宝永噴火の火山灰層

(写真1) 番組で放映された宝永噴火の火山灰

最下部に粗粒な白色軽石があることが大きな特徴で、これは噴火初日(現在の暦で1707年11月23日)の日中の堆積物です。その上に11月23日夕方~12月8日までに降った灰黒色~黒色、赤色のスコリアが堆積しています。露頭は海岸砂丘が分布する地域にあり、上下には砂層が堆積しています。