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学芸員の瀬能が企画したミニ企画展示が新聞に取り上げられました

2018年9月20日更新

学芸員の瀬能が企画・担当したミニ企画展示「明治日本の自然史科学の夜明け-生物学における標準和名の誕生と日本社会に与えた影響」(9月24日(月曜・祝日)まで開催)が9月14日付けの神奈川新聞外部リンクに記事として掲載されました。

この展示は今年が明治150年の記念の年であることにちなんで企画されたもので、標準和名をテーマに取り上げた展示としてはおそらく日本初の試みです。標準和名の概念はどのような歴史的経緯を経て誕生したのか、誰が最初に標準和名を命名したのかなどについて、日本史の教科書にも登場する本草書の原本や日本初の大学の学術出版物などの貴重な図書の原本とともに展示、紹介しています。

また、トピックスとして人名を生物の標準和名に付ける「献名」の例として、日本人初の動物学教授となった箕作佳吉を取り上げ、ミツクリザメ(最大級の顎の標本)やミツクリエナガチョウチンアンコウ(雄が寄生している液浸標本)などゆかりの生物も合わせて展示しています。この機会にぜひご観覧ください。

 

標準和名について理解を深めるための参考書

 青木淳一・奥谷喬司・松浦啓一編著『虫の名、貝の名、魚の名:和名にまつわる話題』東海大学出版会,2002年刊

 ※この本の中で瀬能は「標準和名の安定化に向けて」というテーマで標準和名の解説を行なっています。

 

標準和名について取り組んでいる日本魚類学会のページ

 日本魚類学会標準和名検討委員会外部リンク

 ※瀬能はこの委員会の委員長を委員会設立当初から務めています。