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磯の生きものウォッチング

磯の生きものウォッチング

初夏の穏やかな気候に恵まれ、磯の生きもの観察講座を開催しました。平均海面から1メートル近く潮が引く日だったので、普段は海の中にいる生きものをたくさん観察することができました。最初に磯に生育する植物について、名前や特徴、生活の様子を観察しました。次に磯に行って生きものを観察、採集しました。採集した生きものをみんなでなかま分けし、学芸員が名前、特徴、どのように生活しているかを解説しました。採集した生きものはすべて海に戻し、記録と記憶だけを持ち帰りました。
磯の生きものの付着の様子について詳しく知りたい方は、
「自然科学のとびら」11巻2号p.12-13(PDF/1534KB)をご覧ください。

 

磯の生きものウォッチング1

1. 植物の専門家、IGES国際生態学センター研究員の矢ヶ崎さんに植物について解説してもらいました。日差しが強く、波しぶきのかかる過酷な環境で、植物がどのように生活しているかを学びました。

磯の生きものウォッチング2

2. この日は海が穏やかで潮がよく引いたため、普段水の中にいる生きものをよく観察することができました。写真の岩にくっついている白いものはすべてカキのなかまの貝殻です。

磯の生きものウォッチング3

3. 潮だまりでは沢山の生きものを観察することができました。

磯の生きものウォッチング4

4. 付着性や固着性の生きものは採集できないので、参加者が生息場所に集まって学芸員の解説を聞きました。

磯の生きものウォッチング5

5. 採集した生きものはみんなで協力してなかま分けをしました。この日は40種類以上の生きものを採集することができました。

磯の生きものウォッチング6

6. エビのように動きが速い生きものは子どもたちの人気者です。トレーの中に入れてエビがどのように脚を動かして歩くのか観察しました。 

場所 真鶴町 三ツ石海岸
講師

学芸員 佐藤武宏田中徳久加藤ゆき

(公財)IGES国際生態学センター研究員 矢ヶ崎朋樹 氏

開催した日 2018年6月2日