学芸トピックス―折原貴道―
トップページ
学芸トピックス
学芸トピックス―折原貴道―
学芸員の折原貴道らによる研究がアジア菌学会議2015(AMC 2015)でポスター発表賞を受賞しました

学芸員の折原貴道らによる研究がアジア菌学会議2015(AMC 2015)でポスター発表賞を受賞しました

2015年10月22日更新

2015年10月7日から10日にかけて、インドのゴアにて開催されたアジア菌学会議2015(Asian Mycological Congress 2015; AMC 2015)において、当館菌類担当学芸員の折原らによる研究発表がポスター発表賞(第2位)(*)を受賞しました。

本研究は、オーストラリアに分布する、“Pogisperma”という仮称のつけられた地下生菌の一群について、核DNAの複数遺伝子領域に基づく分子系統解析によってそれらの系統的位置を明らかにしたものです。本研究はアメリカ合衆国およびオーストラリアの研究者らとの国際共同研究によって進められました。

 

[受賞研究発表]
Orihara T., J. M. Trappe, M. A. Castellano & A.W. Claridge, 2015.  Multigene analyses unveil the phylogenetic position of the Australasian sequestrate provisional genus, “Pogisperma” (Boletaceae, Boletales).  Asian Mycological Congress 2015 (AMC 2015), Goa University, Goa, India, 7 Aug. 2015.

 

*ポスター発表とは、研究内容を簡潔にまとめたポスターを演者が所定のパネル等に掲示し、観に来た学会参加者に解説を行う形式の発表を指します。本国際会議では、研究発表ポスターの審査の結果、ポスター発表賞(第1位~3位;各3名)が選定されました。