神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 a12[ 石英斑岩 ]
 
石英斑岩(せきえいはんがん) (Quartz Porphyry)の分布
 足柄上郡山北町中川地蔵平付近。
図表 分布図

   

 関連項目:

a02 岩石の種類
a03 火成岩
a09 火山岩
c09 丹沢層群塔ヶ岳亜層群
a06 トーナル岩

 
石英斑岩(せきえいはんがん) (Quartz Porphyry)の時代
 新生代新第三紀鮮新世(約240万年前/K−Ar放射年代)。
写真 足柄上郡山北町中川法行沢林道の露頭

   

 関連項目:

a02 岩石の種類
a03 火成岩
a09 火山岩
c09 丹沢層群塔ヶ岳亜層群
a06 トーナル岩

 
石英斑岩(せきえいはんがん) (Quartz Porphyry)の一般的構成鉱物
 石英、斜長石、アルカリ長石、普通角閃石、黒雲母からなる。
写真 足柄上郡山北町中川地蔵平産

   

 関連項目:

a02 岩石の種類
a03 火成岩
a09 火山岩
b07 石英
b25 苦土普通角閃石

 
神奈川県産石英斑岩(せきえいはんがん) (Quartz Porphyry)の特徴
 珪長質、斑状組織の火成岩。上記の鉱物の斑晶と、微晶質石基からなる。丹沢山地では、火道もしくは岩脈として産する。最大1cmほどの石英の斑晶を含み、アルカリ長石は含まない。また、普通角閃石や黒雲母は緑泥石化している。火道として産出するものは、トーナル岩および角閃岩の岩片を多量に含む。
写真 山北町中川地蔵平産石英斑岩の偏光顕微鏡写真 (オープンニコル)

   

 関連項目:

a09 火山岩
b07 石英
b25 苦土普通角閃石

 
神奈川県産石英斑岩(せきえいはんがん) (Quartz Porphyry)の特徴
写真 山北町中川地蔵平産石英斑岩の偏光顕微鏡写真 (クロスニコル)

   

 関連項目:

a09 火山岩
b07 石英
b25 苦土普通角閃石

 

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