神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
 a20[ 角閃岩 ]
 
角閃岩(かくせんがん) (Amphibolite)の分布
 足柄上郡山北町中川付近。
図表 分布図

   

 関連項目:

a02 岩石の種類
a15 変成岩
a06 トーナル岩
c09 丹沢層群塔ヶ岳亜層群
a10 玄武岩

 
角閃岩(かくせんがん) (Amphibolite)の時代
 新生代新第三紀中新世。
写真 足柄上郡山北町中川悪沢の露頭

   

 関連項目:

a02 岩石の種類
a15 変成岩
a06 トーナル岩
c09 丹沢層群塔ヶ岳亜層群
a10 玄武岩

 
角閃岩(かくせんがん) (Amphibolite)の一般的構成鉱物
 普通角閃石、曹長石、カミントン閃石、アクチノ閃石、黒雲母、石英、ざくろ石、透輝石を含む。
写真 足柄上郡山北町中川悪沢産

   

 関連項目:

a15 変成岩
b25 苦土普通角閃石
b22 普通輝石

 
神奈川県産角閃岩(かくせんがん) (Amphibolite)の特徴
 黒色〜暗緑色の細〜中粒で、塊状もしくは片理構造が見られることもある。丹沢層群中の塩基性岩(玄武岩)が熱と圧力によって変成をうけたもの。丹沢山地では、緑色片岩の分布の北側、トーナル岩の南側に分布する。丹沢山地の変成岩類のなかでは最も変成度が高い。
写真 山北町中川悪沢産角閃岩の偏光顕微鏡写真 (オープンニコル)

   

 関連項目:

a15 変成岩
b25 苦土普通角閃石
b22 普通輝石

 
神奈川県産角閃岩(かくせんがん) (Amphibolite)の特徴
写真 山北町中川悪沢産角閃岩の偏光顕微鏡写真 (クロスニコル)

   

 関連項目:

a15 変成岩
b25 苦土普通角閃石
b22 普通輝石

 

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