神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史] |
c14[ 三浦層群 ] |
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■三浦層群(みうらそうぐん) (Miura Group)の特徴 北部では下位から、逗子(ずし)層(泥岩、泥岩・砂岩互層)、池子(いけご)層(凝灰質砂岩)に区分される。南部では下位から、三崎(みさき)層(スコリア質凝灰岩・凝灰質シルト岩互層)、初声(はつせ)層(軽石質砂岩)に区分される。三浦市海外町の三崎町には「漣痕(れんこん)(波調層)」や「スランプ構造」などの堆積構造が見られ、神奈川県の天然記念物に指定されている。池子層からは、現在、深海のプレート境界に生息しているシロウリガイの化石群が産する。下位の葉山層群との間に見られる「鐙摺(あぶずり)の不整合」も神奈川県の天然記念物に指定されている。 写真 逗子市池子の逗子層の露頭
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関連項目: |
d03 海底火山の時代 |
d04 火山列島の時代 |
a23 砂岩 |
a24 さまざまな堆積岩 |
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