神奈川の大地[岩石・鉱物・地層・歴史]
　c15[ 大磯層 ]
　
■大磯層（おおいそそう） (Oiso Formation)の時代
　新生代新第三紀中新世後期（830万～560万年前／ナノ化石年代）。
図表　分布図
   

 関連項目：

 c02 地質図
c03 層序
d03 海底火山の時代
d04 火山列島の時代
c14 三浦層群
　
■大磯層（おおいそそう） (Oiso Formation)の層厚
　約300m。
写真　中郡大磯町西小磯海岸の凝灰質砂岩
   

 関連項目：

 d03 海底火山の時代
d04 火山列島の時代
a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩
　
■大磯層（おおいそそう） (Oiso Formation)の岩相
　礫岩、泥岩、頁岩を主とし、スコリア質凝灰岩、軽石質凝灰岩、スランプ性礫岩をともなう。
写真　中郡大磯町西小磯産のサメの歯化石
   

 関連項目：

 d03 海底火山の時代
d04 火山列島の時代
a22 礫岩
a23 砂岩
a24 さまざまな堆積岩
　
■大磯層（おおいそそう） (Oiso Formation)の特徴
　礫岩中に多数の貝や脊椎動物（クジラの骨片、サメの歯など）の化石を産する。大磯丘陵の鷹取山礫岩層、三浦半島の三浦層群逗子層下部の田越川（たごえがわ）礫岩層とほぼ同時期に形成されたものである。
写真　中郡大磯町西小磯海岸の露頭
   

 関連項目：

 d03 海底火山の時代
d04 火山列島の時代
a24 さまざまな堆積岩

　
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