箱根中央火口丘起源の青灰色スコリア質テフラ，似たようなテフラは他にもあり、判別しにくい場合がある。写真のように火砕流堆積の層相を示す場所がある。スケールは1円玉。

箱根中央火口丘起源の青灰色スコリア質テフラ，似たようなテフラは他にもあり，判別は必ずしも容易ではない。相を示す場所がある。ここでの層厚は約10cm。

箱根の代表的軽石流，多くのフローユニットがあり層相変化に富む。ここでは塊状堆積物最下部付近に軽石の集積層がある。このような軽石集積層は他所でもしばしば見られるものである。鎌の柄の長さは約1.2m。

箱根火山の代表的降下軽石。ここのTPは分布の中心軸からやや北にそれているため粗粒であるが薄い。粗粒な岩片もある。最下部に褐色の火山灰層が見える。スケールは1円玉。層厚約40cm。

箱根火山の代表的降下軽石。ここのTPは分布の中心軸からやや北にそれているため粗粒であるが薄い。TPｆｌに対してTPはあまり風化していない。スケールは折尺で1m。層厚約70cm。

箱根起源の軽石質降下テフラ，下部の軽石層，中部の火山砂と軽石の互層，上部の赤褐色細粒火山灰層に分かれる。写真のMPは分布の中心軸から北に外れているため全体的に薄い。スケールは1円玉。層厚約10cm。

富士火山起源の軽石質降下テフラ，下部の黄白色軽石と上部の青灰色軽石とからなる。上下には同じような層相のテフラはなく識別しやすい。少量の角閃石を含む。スケールは30cm。ここでは約20cmの層厚がある。

富士火山起源の軽石質降下テフラ，下部の黄白色軽石と上部の青灰色軽石とからなる。上下には同じような層相のテフラはなく識別しやすい。少量の角閃石を含む。スケールは1円玉。ここでは約40cm近い層厚がある。