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種名 ザトウクジラ
学名 Megaptera novaeangliae
目名・科名 偶蹄目・ナガスクジラ科
形態の特徴 体長は14–15 m程度でメスはオスより大きい。背面は黒または濃灰色で、腹面は一般的には白色。胸びれは極めて長く、体長の3分の1にも達する。畝は14–35条で、へそに達する。
生息地・分布域 南北両半球に広く分布する。多くは沿岸で餌を食べ、繁殖・育児を行う。日本周辺では、冬季に沖縄や小笠原、奄美、八丈島周辺で確認されている。
生態 オキアミ、ニシンやイワシなどの群集性小型魚類といったさまざまな生物を食べる。通常は、単独または少数の群れで行動するが、餌を捕るときなどには20頭以上の群れを作ることもある。冬季は繁殖・育児を行うために低緯度海域で、夏季は餌を食べるために高緯度海域で過ごす。オスは、繁殖期に”ソング”と呼ばれる複雑な鳴音を発する。
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