| 種名 | 
                スナメリ | 
              
               
                | 学名 | 
                Neophocaena asiaeorientalis | 
			  
               
                | 目名・科名 | 
                偶蹄目・ネズミイルカ科 | 
              
                形態の特徴 | 
                体長は1.7 m程度で、2 mを超えることはほとんどない。子供は、全身が濃灰色だが、大人になると全身明るい灰色になる。背びれはなく、背側正中線上に、幅0.2–1.2 cmほどの隆起があり、その上に1–10列の突起が並ぶ。上下の顎に、15–21対の、小さく先端が膨らんだ歯を持つ。 | 
              
               
                | 生息地・分布域 | 
                揚子江とその支流、中国北部から韓国、日本周辺に生息する。沿岸性が強く、水深が50 mよりも浅い砂底質の水域を好む。日本周辺には5つの系群が確認されており、神奈川県では東京湾に、「仙台湾-東京湾系群」が生息する。 | 
              
               
                | 生態 | 
                小型魚類、イカ類、甲殻類を食べる。単独や2頭、または20頭以下の群れで行動する。船舶を避ける傾向があり、ジャンプや波乗りなどの活発な行動はあまり見られない。寿命は18–25年程度。 |