種名 |
マッコウクジラ |
学名 |
Physeter macrocephalus |
目名・科名 |
偶蹄目・マッコウクジラ科 |
形態の特徴 |
体長はオス16–19.2 m、メス11–12.5 m。頭部は大きく、体長の4分の1から3分の1ほどの大きさを占める。背中には、低く先端が丸い背びれとそれに続く複数の隆起がある。体色は黒色から茶灰色で、口の周りは白色。下顎に18–26対の歯がある。 |
生息地・分布域 |
南北両半球の熱帯から北極・南極周辺まで広く分布する。成熟オスは、メスや未成熟個体よりも高緯度海域まで回遊するが、回遊はヒゲクジラ類に比べると明瞭ではない。一般に外洋性。 |
生態 |
イカタコ類やその他の無脊椎動物、深海性魚類などさまざまな生物を食べる。メスとその子供で構成される群れを形成する。オスは性成熟頃に生まれた群れを離れ、若いオスのみの群れを作って行動するようになる。深度2,500 mまで潜水することが報告されている。 |