種名 |
ミナミハンドウイルカ |
学名 |
Tursiops aduncus |
目名・科名 |
偶蹄目・マイルカ科 |
形態の特徴 |
体長は海域によって異なるが、最大で2.3–2.7 m程度に達する。近縁のハンドウイルカよりもクチバシがより細長い。腹側は白色から灰白色で、背面に向かって灰色が濃くなる。性成熟を迎える頃から、腹側に黒斑が現れる。上下の顎に21–29対の歯が生える。 |
生息地・分布域 |
主にインド太平洋の熱帯域から温帯域に分布するが、本州近海の冷帯域付近で見られることもある。大陸棚上から沿岸の浅海域、島の周辺に分布することが多い。 |
生態 |
200 m以深やサンゴ礁に生息する群集性魚類、イカタコ類などさまざまな餌を食べる。通常20–50頭の群れを形成する。一定の海域内に定住し、大規模な回遊は行わない。授乳期間は18–24ヶ月と比較的長い。 |