種名 |
ミンククジラ |
学名 |
Balaenoptera acutorostrata |
目名・科名 |
偶蹄目・ナガスクジラ科 |
形態の特徴 |
体長は7.8–8.8 m程度で、ナガスクジラ科では最小種。メスはオスより大型になる。胸びれに特徴的な白斑を持つ。畝は50–70条で、へそに達しない。ヒゲ板はクリーム色から白色だが、一部のヒゲ板には外縁に灰色から茶色のバンドがみられる。 |
生息地・分布域 |
北半球に生息する*。沿岸、外洋ともに分布し、日本周辺海域に分布するヒゲクジラ類のうちではストランディング(座礁や漂着)が多い種。 *亜種と考えられているドワーフミンククジラは南半球に分布する。 |
生態 |
マイワシやサバなどの魚類やオキアミ類、イカ類、カイアシ類などのさまざまな餌を食べる。冬季は繁殖・育児を行うために低緯度海域で、夏季は餌を食べるために高緯度海域で過ごす。通常、単独または2、3頭の少数の群れで行動する。 |