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種名 |
ニホンテン |
学名 |
Martes melampus |
目名・科名 |
食肉目・イタチ科 |
形態の特徴 |
頭胴長45 cm前後、尾長19 cm前後、体重1.1-1.5 kg。耳がはっきりと外に出ており、手足の先が黒く、尾はふさふさしている。胸にオレンジ斑をもち、夏毛は黄色みをおびた褐色で、冬毛は明るい黄色(キテン)から暗褐色(スステン)まで変異が大きい。神奈川県に生息するのはいわゆるキテンのみである。 |
生息地・分布域 |
本州、四国、九州、淡路島、対馬に分布する。北海道や佐渡島にも人為的に持ち込まれ、定着している。神奈川県では、かつて平野部の森林にも生息していたが、現在の分布はほぼ丹沢と箱根に限られる。 |
生態 |
木登りが得意で、地上だけでなく樹上も含めて森林を立体的に利用する。果実、昆虫、小動物(ネズミ類、鳥類、カエル類)を食べる。糞には、果実の種などがよく含まれる。年1回繁殖し、春に2-4頭出産する。 |
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