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種名 ヌートリア
学名 Myocastor coypus
目名・科名 齧歯目・ヌートリア科
形態の特徴 頭胴長50 cm、尾長40 cm、体重6 kg前後。水生に適応した巨大な齧歯(げっし)類。後肢は前肢よりも長く、第5指は、遊離するが、第1から第4指までの間に水かきがある。
生息地・分布域 南アメリカ原産の外来種。1940年代の戦時中に防寒用の毛皮をとるために、輸入され大量に飼育されていた。終戦とともに需要がなくなり、飼育施設から逃走したり放逐されたりしたものが野生化した。西日本、東海地方などを中心に広く分布している。神奈川県では、1963年から1973年まで、相模川の河口から寒川町で生息が確認されていたが、その後生息数が激減し、1980年代より生息の記録がない。
生態 泳ぎがうまく水中に潜ることもできる。夜間に水生植物の葉・茎・根などを食べる。土手に穴を掘ったり、水上に水生植物を集めて浮巣を作ったりする。年に2-3回繁殖し、1回に5頭前後を出産する。
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