神奈川の自然
目名
トンボ
科名
ヤンマ
種名の和名
マルタンヤンマ
学名
Anaciaeschna martini (Selys, 1897)
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
高桑正敏
解説
体長7cm内外。日本産で最も美しいといわれるヤンマで、オスは褐色の地にコバルトブル-の複眼と斑紋を持ち、メスはこの斑紋が黄緑色になる。翅は茶色で特にメスの翅の根元は濃い茶色になり、飛んでいても一見して区別できる。丘陵地の湿地に発生し、オスはかつては‘幻のヤンマ’とよばれていたが、これは黄昏飛翔性が強いことと、一般に谷戸の奥で活動することが原因で、実際には県内に広く分布する。ビオトープでもよく発生する種類である。7月~10月まで記録がある。
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