神奈川の自然
目名
トンボ
科名
ムカシトンボ
種名の和名
ムカシトンボ
学名
Epiophlebia superstes (Selys, 1889)
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
高桑正敏
解説
体長5cm内外。‘生きた化石’として有名なトンボで、1億年程前のこのトンボの仲間の化石が知られており、現在までその形にあまり変化なく当時の面影を残している。黒地に黄色い斑紋があり、全体に毛深い。山地の渓流に5月頃現れるが、外見に似合わず極めて俊敏で、このトンボを探すつもりでないとまず気づかない。出現期も短く一ヵ月程で姿を消す。県内では丹沢と箱根の山麓で記録がある。