神奈川の自然
目名
トンボ
科名
イトトンボ
種名の和名
ヒヌマイトトンボ
学名
Mortonagrion hirosei Asahina, 1972
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
高桑正敏
解説
体長3cm内外。オスは草色の胸に黒斑があり、その黒斑の中の4つの円形の草色の斑紋が目立つ。腹部は枯れ葉色。メスは未熟時にはオレンジ色だが、成熟すると枯れ葉色になる。河口の汽水域(海水と淡水が混じった所)のヨシ原に生息し、全国的にも産地破壊が目立つ。県内では多摩川と鶴見川の河口で発見されたが、鶴見川の産地は河川改修で埋め立てられ、絶滅した。多産地だった多摩川河口部も1995年以降の記録はない。湿地の乾燥化が原因と考えられる。県内からは絶滅したものと考えられる。
下のサムネイル画像をクリックすると、個々の資料の情報に切り替わります。