神奈川の自然
目名
トンボ
科名
アオイトトンボ
種名の和名
コバネアオイトトンボ
学名
Lestes japonicus Selys, 1883
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
高桑正敏
解説
体長4cm内外。背面は金属緑色腹面はあかるいクリーム色。成熟するとオスは青みを帯びる。県内に産するアオイトトンボの仲間では、胸の金属光沢部がもっとも小さい。抽水植物が豊富で水質のよい池沼に生息するが、全国的に減少著しい。県内からはタイプ産地の「YOKOHAMA」の記録が残されているのみである。近年横浜市保土ヶ谷区の公園のビオトープで発生したが、これは兵庫県産の水草を導入したことに伴う随伴移入の事例と考えられ、この産地も2年後にはアメリカザリガニの侵入によって絶滅した。現在県内には産地は知られておらず、絶滅したものと考えられる。
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