神奈川の自然
目名
トンボ
科名
サナエトンボ
種名の和名
ヒメサナエ
学名
Sinogomphus flavolimbatus (Matsumura in Oguma, 1926)
撮影地(都道府県)
撮影地(市町村)
撮影者名
苅部治紀
解説
体長4cm内外。黒地に黄色い斑紋の小型のサナエトンボ。胸の前方にはハの字型の黄斑がある。胸の側方の斑紋は、黄色部が広く、一本の黒条がある。オス・メスともに尾部付属器が白く目立つ。山間の渓流から中流にかけて記録があるが、これは幼虫が流下するためで、成熟した成虫は渓流域で活動する。6月~8月に出現する夏のサナエで、県内での成虫の記録はごく少なかったが、近年県北部や西部で成虫が確認された。