学芸トピックス―瀬能 宏―
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学芸員の瀬能が深海魚のソコボウズについてコメントしました

学芸員の瀬能が深海魚のソコボウズについてコメントしました

2013年11月28日更新

11月17日付け日本経済新聞のサイエンス欄に掲載された「深海の生き物(2)」の記事の中で、学芸員の瀬能が深海魚のソコボウズ(アシロ目アシロ科ハダカイタチウオ属)の分布や生態についてコメントしました。

 

ソコボウズの稚魚の標本画像
参考画像 : ソコボウズの稚魚

体長47.0 mm 写真の個体は2008年3月30日に駿河湾の大瀬崎で採集されたもので、当館の標本(KPM-NI 21121)として保管されている。稚魚は表層と底層の海水が入れ替わりやすい春先、ごく稀に海面近くに現れることがあるが、通常は深海に生息していると思われる。成魚と異なり、吻端が尖っている。