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神奈川のきのこ

神奈川のきのこ

ジャンボブック「神奈川のきのこ」

キノコは”木の子”
神奈川のきのこ

きのこはカビと同じく菌類に分類される生物です。国内で名前の付けられているきのこはおよそ6,000種ほどですが、実際にはその数倍の種が分布していると考えられています。神奈川県には、亜熱帯性のきのこから山地帯のブナ林のきのこまで、多種多様な種が見られますが、実際にどれだけのきのこ類が県内に分布しているか、その全貌は未知数です。きのこをつくる菌類の多くは植物や動物などの遺体を分解して生きており、生態系における分解者(還元者)として重要な役割を果たしています。中には、冬虫夏草(カメムシタケなど)のように、生きている生物に寄生するきのこや、マツタケやホンシメジのように、生きている植物の根と地中でつながり、養分のやり取りをして共生しているきのこも存在します。ここでは、県内に見られる代表的なきのこを展示しています。

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