大地をつくる岩石や地層は、長い時間とさまざまな大地の営みを経て、 今見る景観や形態となりました。 時に、その景観は人に感動や畏怖、脅威を与え、 その形態は人に神秘さ、不思議さ、奇異さを感じさせます。 今回の特別展では、人が大地をどのように見て、 どのように感じ、どのように表現してきたかを、 さまざまな視点、切り口でみていきます。 |
2002年7/20(祝)―9/29(日)
◆開館時間 9時〜16時30分(入館は16時まで) |
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1.地球と生命がつくりあげた大地 大地をつくる岩石や地層の中には、46億年にわたる地球と生命の歴史が記録されています。 |
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2.大地の見かた 大地の様子は、過去・現在・未来にわたる時間と、元素から宇宙までひろがる空間を意識して見ることが大切です。 |
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3.大地の中の芸術 大地はときおり、すばらしい景観や形をつくり出します。岩石や鉱物の色や模様、形も不思議で面白いものがたくさんあります。 |
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4.人と大地とのかかわり 人は昔から大地の恵みうけてきました。生活に必要な天然の資源や、多くの人を魅了する宝石類もあります。 |
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5.芸術になった大地 大地から素材を選び出し、芸術作品をつくる人たちもいます。ちょっと不思議な芸術をお楽しみください。 |
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6.地球の寺子屋 「いつでも、どこでも、だれでも、いくらでも」をキャッチフレーズにして展開してきた地学教育活動の様子を紹介します。 |
特別展ワークショップ
「ワンダフル アース ―地球を楽しむ大実験―」
砂を使って地図や砂時計を作ったり、化石の入った石を割ったり、きれいな石を磨いたり。各回毎にテーマを決めて、だれもが楽しみながら地球に好奇心を持てる実験を行います。特別展会場にて開催。
日時:7月28日、8月4日、11日、18日、25日の各日曜日、10時と13時から。当日先着順。
特別展シンポジウム
「博物館における新しい地学教育を考える」
「いつでも、どこでも、だれでも、いくらでも」、博物館を利用できるようにするために、博物館と利用者がどのような視点を持ち、どのような考え方で、どのように活動していくことが必要かを考えます。講義室にて開催。
日時:9月14日(土)13時〜16時
場所:生命の星・地球博物館 講義室
基調講演:小出良幸氏(札幌学院大学)
林 衛氏(ユニバーサルデザイン研究所)
実践報告:当館学芸員ほか
*往復はがきに、催事名・住所・氏名・電話番号を明記のうえ、博物館宛にお申込ください。(9月3日締切、消印有効)
神奈川県立生命の星・地球博物館
〒250-0031 小田原市入生田499
TEL.(0465)21-1515 FAX (0465)23-8846