新しい地球像をもとめて[地球のからくり]
 1B02[ 地球の外から見る ]
 
地球の外から見る
Sight from the Space
 地球から宇宙を見るには、大気(たいき)を通して見なければなりません。大気は電磁波(でんじは)のおおくを吸収(きゅうしゅう)あるいは反射(はんしゃ)してしまいます。かろうじて可視光線(かしこうせん)だけが宇宙から入りこんでくる「光」なのです。大気は動いています。大気の動きが星のまたたきを生みます。すべての「光」をブレることなく見るには、大気の外から見るのが一番です。私たち人類は自分の目のかわりをする望遠鏡(ぼうえんきょう)を宇宙に送りだし、宇宙を見るようになりました。約400年前のガリレオには想像(そうぞう)もつかない宇宙がそこには広がっていたのです。
写真 遠くの銀河
   

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宇宙望遠鏡(うちゅうぼうえんきょう)
 地球の大気圏(たいきけん)を飛び出した望遠鏡(ぼうえんきょう)で有名なのはハッブル宇宙(うちゅう)望遠鏡です。ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年、スペース・シャトルで地上600キロメートルの静止軌道(せいしきどう)上に打ち上げられました。打ち上げたあとでピンボケであることがわかりましたが、1996年に修理(しゅうり)されました。ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた映像(えいぞう)はたいへんきれいで、地上の望遠鏡では見えなかったものが見えてきました。
写真 ハッブル宇宙望遠鏡(うちゅうぼうえんきょう)
   

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地上(ちじょう)望遠鏡(ぼうえんきょう)から見た星(R136)の像(ぞう)
写真 地上(ちじょう)望遠鏡(ぼうえんきょう)から見た星(R136)の像(ぞう)
   

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ハッブル宇宙望遠鏡(うちゅうぼうえんきょう)から見た星(R136)の像(ぞう)
写真 ハッブル宇宙望遠鏡(うちゅうぼうえんきょう)から見た星(R136)の像(ぞう)
   

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望遠鏡衛星(ぼうえんきょうえいせい)
 地上からはほとんど見えない電磁波(でんじは)を、宇宙から観測するための望遠鏡衛星(ぼうえんきょうえいせい)が、いくつも打ち上げられました。私たちの「目」はたいへんよく見えるようになりました。
写真 銀河(ぎんが)全体の赤外線(せきがいせん)の像(ぞう)
   

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アンドロメダ銀河(ぎんが)の赤外線(せきがいせん)の像(ぞう)
写真 アンドロメダ銀河(ぎんが)の赤外線(せきがいせん)の像(ぞう)
   

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